39歳独身、実家暮らしのアラフォー男子はどの様にして作られたのか part9

こんにちは。

 

感動マイスターの騎士です。

 

倉庫内作業の日雇いバイトで生活する日々。

 

古着屋とかセレクトショップの面接を受けては落ちての繰り返し。

 

洋服の勉強といってもやっている事は、自分が好きな服をただ買っているのと、ファッション雑誌を買いまくってそれをマニアックに読み込むぐらいでした。

 

スタイリストは服の知識だけじゃなくて、映画とか音楽とかアート系にも精通していないとダメだ

 

と、雑誌でスタイリストとかが言っているのをみて、そうゆうのにも興味を持とうとしましたがイマイチのめり込めませんでした。

 

そもそもスタイリストとしてどうゆう事がしたいのかではなく、ただただ自分がお洒落してそれを誰かに褒めて貰いたかっただけなんですよね。

 

それなのに、

 

オレだけにしかない世界観をスタイリストになって表現する

 

とか思ってた訳です、当時は。

 

しかもタチが悪い事に、その頃は自分が好きな

系統の服装じゃない人達の事を、

 

アイツらの服装ダサい

 

と見下していました。

 

なんせ自分だけの世界観持ってますからね笑

 

ネルシャツを腰に巻いてみたり、スウェットをビリビリに破いてグランジロックだぜっ

 

でも好きなアーティストはZARDみたいな笑

 

貯金の方も、勉強と称して服を買っていた為全くありませんでした。

 

そもそも洋服好きな人で貯金が出来る人なんてそうそう居ないと思います。収入が余程良くない限り。

 

今みたいにリサイクルショップも身近にある訳では無かったですし、お金をかけずにお洒落をするというのは当時かなりハードルが高かったと思います。

 

モチロン、高い服着ていればお洒落とは思いませんし、安い服でも組み合わせ次第でどうにでもなると思いますが、色々な服を着こなしたり組み合わせたりする中で、高額な物も取り入れたくなるのが服好きの性だと思いますし。

 

話が逸れましたが、結果

 

・貯金無し

・車の免許無し

・ファッション関係のキャリア無し

 

もっているのは

 

・洋服の師匠である友人

・自分だけの世界観

 

という中々ハイスペックな日雇いバイトの24歳が出来上がってました。

 

オレこんなにお洒落で服の知識あるのになんで受からないんだろう、、

 

ってか、あの面接官服装ダサかったしな、むしろ受かってた方がセンスないって事だよな

 

と、どんどん荒んでいきました。

 

日雇いで行きたい時に仕事に行って気分が乗らなければ2週間行かなかったりとか、自堕落な生活が続くようになりました。

 

こうなると歯止めが効かなくなり、とうとうあのワードが頭の中をよぎる様になります。

 

続く