39歳独身、実家暮らしのアラフォー男子はどの様にして作られたのか part10
こんにちは。
感動マイスターの騎士です。
自堕落な生活を送るハイスペック男子の騎士。
自分はお洒落だし服の知識もある、でも中々世間が認めてくれない。。
周囲のせいにして勝手に自分で自分の首を締めてどんどん精神的に落ちていきます。
そして、段々生きているのも嫌になってきて、最悪の事を考え始めます。
死にたい、、、
洋服屋の面接に受からないぐらいでなんて打たれ弱い青年なのでしょう笑
でも当時はかなり思い詰めてましたね。
深夜どっか飛び降りれそうなトコないかなぁ、とかウロウロ徘徊したり相当ヤバい人になってました。
結局それすらも行動に移せず、たまに気が向いたら行っていた倉庫バイトにすら行かず、引きこもりになっていました。
ニート期間が半年ぐらいになった頃、暇過ぎてたまに立ち読みしに行っていたリサイクルショップのとある貼り紙が目に飛び込んできました。
『古着コーナースタッフ募集』
古着コーナー?この店そんなのあったっけ?
どうやらここ数ヶ月で新しく古着コーナーが新設されたようでした。
今でこそ古着専門のリサイクルショップもたくさんあったり、漫画やゲームを扱うリサイクルショップでも古着を扱っているお店は多いですが、当時は結構珍しかったと思います。
そこのお店の店員さんはみんなオタクみたいな人達ばかりでした。
どうせこんな所にある古着なんてロクなモンぢゃないだろ
と、売場を見に行きましたが案の定酷いモンでした。
ただ、中には良い物も置いてあったりしてそれが安い値段で掘り出し物的に売られていたりしました。
そのお店の中でまだ辛うじて洋服の事が分かる人が何となくで作った売場というのが商品のラインナップと値段ですぐに分かりました。
こんな酷い値付けでもある程度こうゆう商品が集まるなら俺が入ったらすぐこの売場良くする自信あるんだけど
ちょうどそろそろバイトしないとヤバいと思ってたし受けてみようかな
と、すぐに応募の電話をして次の週ぐらいにはもう働いてました。
ただ、週に3回しか入れないとのことだったのでもう一つ何かバイト掛け持ちしながら働く事にし、近場のRight-onを受け採用されました。
それまでワタシはRight-onの様なお店をダサいと馬鹿にしていましたが、販売という業務内容においては他のセレクトショップとかと大して変わらないだろう、それならそこで実務経験を積むのもアリだなと。
Right-onは週4で入っていたので基本休みなしの週7で、たまに同じ日に両方行った週は休みが取れるみたいな生活が続きました。
古着の方は買取の値段とか売場の作り方とか任せて貰いどんどん良くなって行くし、Right-onの方も商品管理とか売場での立ち振る舞いとかレイアウトの仕方とか色々学べで充実のダブルワークとなりました。
また、休みなく働いているお陰で洋服を買うお金もたくさんあるというかなりいい流れが出来ていました。
これ、完全に復活したんぢゃね?
24歳の騎士は息を吹き返したのでありました。
続く