39歳独身、実家暮らしのアラフォー男子はどの様にして作られたのか part3
こんにちは。
感動マイスターの騎士です。
高校生活、部活も遊びもなんとなく楽しく過ごし、高校3年生の夏休み、いやが応にも進路の選択を迫られました。
その頃、黒夢というバンドにハマっていて、ボーカルの清春がよく古着を着てTVとか雑誌に出ていたんです。
古着自体が物凄く流行っていてリーバイスXXが数十万円、赤耳でも数万円とかで売られていました。
高校生なのでヴィンテージには手が出ませんでしたが、原宿とか渋谷に古着なんかを買いに行ったりファッション雑誌を読んだりして自分なりにお洒落を楽しむ中で、
どうやらスタイリストという職業があるらしい
という事を知りました。
しかも、ワタシの好きな清春がTVや雑誌でしている服装も私服ではなくスタイリストという人が選んだ服を着ているらしいという事もその時期に知りました。
もう何となくどころか完全に予想出来ると思いますが、騎士少年の心の中は
へ〜、芸能人とか歌手に服着せてお金貰えるんだ?楽そうだし芸能人に会えるし超楽しそうぢゃん!しかもめっちゃ稼げそう!!
という思惑でいっぱいになりました。
でも、当時はインターネットがそこまで普及していなくてどうすればなれるか情報が無いし周りに聞ける様な友達も居ませんでした。
大学ではなく専門学校とかに行かないといけないんだろうな〜なんて思いながらしばらく時間だけが過ぎていきました。
そんなこんなでいつもの様にボケーっとTVを見ていると、とあるCMが流れました。
DIZZYS!DIZZYS!DIZZYS!🎶
という叫び声に乗せて流れる
デザイナー科、スタイリスト科
という様なテロップ。
これはもう運命に違いない!行くしかないでしょ!!
となり、夏休み中に行われる体験入学に申し込みました。
若かりしワタシわ、もうそこに入学すればスタイリストになれるものと思い
まぁ、どうせ入学するけど念の為軽く校内覗いといてやるか
ぐらいの何故かカナリ上から目線で体験入学に意気揚々と乗り込みました。
校内を案内されながら担当の先生に説明を受け、最後は在校生に実際にモデルになって貰い、校内にあるスタジオでスタイリングして一緒に写真を撮って終わり、みたいな内容でした。
お〜、入学したら毎日授業でこんな事出来るのか、やっぱりこれは行くしかないっしょ
なんて思いながらトランスコンチネンツの服を在校生に着せた記憶があります笑
ただ1つ気になった事が、在校生の服装を見ていても僕の好きな古着系というかアメカジ系の格好をした人が全然居なく、パンク系?ブランドで言うとクリストファーネメスとか、ジャンポールゴルチエみたいなアヴァンギャルド系みたいな格好が多かったです(系統に関しては僕のイメージなので間違えてたらごめんなさい)。
当時そうゆう服装もかなり流行っていましたしね、今思えば。
そして後は帰るだけとなってエレベーターに乗った際に、一緒に乗り込んで来たカップル風の在校生男女、、、
なんか背中に羽が生えてるんですけど、、、
卓矢エンジェルっすか?みたいな、伝わりますかね笑
ん?服飾系の専門学校ってこうゆう人が来る所なの?なんかリーバイスのデニムにカレッジ風のTシャツでキメてる俺場違い?まぁ見なかった事にするか
と思いながら帰路に着きました。
そして家に着いて両親に伝えました。
洋服の専門学校に行きたい、、、
続く