39歳独身、実家暮らしのアラフォー男子はどの様にして作られたのか part6

こんにちは。

 

感動マイスターの騎士です。

 

1浪してなんとなく受かった大学。

 

とはいえ、ワタシも1人のイチ若者としてキャンパスライフというものに憧れがない訳ではなく、流石に大学行けば彼女も出来るだろうしバイトとかもして青春を謳歌するぞ、と多少意気込んでいた訳です。

 

飲食店でのバイトも決まり、すぐに何人か友達も出来ていいスタートをきれました。

 

ただ、八王子からチャリで30分ぐらいの立地だった為、バイトもしながら浦安から通うのには遠過ぎました。

 

課題も沢山出て、時には徹夜でやらないと終わらない様な内容のモノもあったので、1年生の前期で既にキャパオーバーでした。

 

今思えばバイトを辞めれば良かったのですが、キャンパスライフを謳歌するにはバイトは何故か必須項目でした、当時は笑

 

若いので体力的には何とかなったのかもしれませんが、こうゆう生活があと最低3年半は続くのかと思うと心がボキッと簡単に折れました。

 

夏休み中には退学する事を決め、両親にその旨を伝えました。

 

その時のやり取りを正直あまり覚えてないのですが、父も意外にあっさり承諾してくれたと記憶しています。

 

大学を辞めてそのまま飲食店でフリーターをしながらバイト代はほとんど好きな洋服代に消える、みたいな生活が暫く続きました。

 

フリーターなので大学に通っている周りの友達よりバイト代の収入が多いわけです。

なので、周りよりもたくさん洋服が買えたしブランド物とかも買うようになりました。

 

次第に周りの友達とかに、

 

騎士君ってお洒落だよね

 

とか

 

洋服屋たくさん知ってるよね

 

とか言われ出すようになりました。

 

当時もまだネットがそこまで普及していなかったので、ファション雑誌を読みまくって買い物に行きまくっていたワタシは、身内の中で洋服の情報源みたいになっていました。

 

今度買い物連れてってよ

 

みたいな事を結構言われるようになり、その人が好きそうなお店をピックアップして回る順番とかを組み立てながら渋谷、原宿、代官山、中目黒辺りを練り歩くのが楽しくなっていきました。

 

そこで騎士青年は思う訳です。

 

あれ?やっぱ俺スタイリスト向いてんぢゃね?

 

どうやらスタイリストになるには専門学校に行く以外にも、アシスタントになってそこから独立するというルートがあり、むしろ学校に行くよりもそっちの方がすぐに現場に入れるのでより実践的らしい、という様な情報がワタシよりも洋服に詳しい友達から入ってきていました。

 

スタイリストかぁ、あの時は親に反対されて諦めたけど、どうせ大学ドロップアウトしちゃったし、周りからアイツわお洒落だ、と認められた成功体験すら今は引っさげてるぢゃないかっ、これはもう一回目指してみるのもアリだなぁ

 

と思う様になりました。

 

バイトしながら洋服を買ってアシスタントになるにはどうすればいいの?って事を模索する日々が始まりました。

 

続く